開封確認メッセージについて
メールを送信して相手から何も返事がないとちゃんと届いて読んでもらえたのか不安になる時があると思います。
そうした場合に「メール届いた?」という電話をかけるのもひとつの方法ですが、いちいち電話をかけるのは、なんとなく間抜けな感じもしますし、効率も悪すぎます。
そんなとき、メールの受信者がメールを開封したかを確認する方法として開封確認メッセージを要求する方法があります。
開封確認メッセージを要求する方法でメールを送信すると、対応しているメーラーでメールを受信した場合、開封した時点で送信者に開封を伝えるメールが返信されるという仕組みです。
この仕組みは、受信者がメールを開封したことを確認できるので送信者にとっては大変便利な機能です。
しかし、受信者がメーラーの設定で開封メッセージを返信しない設定にしていたり、「開封確認のメッセージを送信しますか?」という問いに「いいえ」と答えるとメッセージは送信されません。
また、全て確認したわけではありませんが、Yahoo!メール、Gmail、HotmialなどのWEBメールや、携帯メールは開封メッセージに対応していないようです。
また、こうした機能を使ってスパムメールを送りつけてくる場合もありますので、セキュリティの面からも好ましいとはいえないのです。
さらに、受信者側ではいちいち確認のダイアログが立ち上がるので面倒ですし、こちらの行動を監視されているようで、気分的にもいいものではありません。
そうしたことから、実質的にはあまり意味のある機能とはいいがたいですし、特に緊急連絡などで一斉にメールを配信するような場合で、受信者が開封したかどうかを確実に知りたい場合はこの方法は利用出来ないということになります。
結論として、開封確認メールを利用する前に、基本的にはメールを受信したらメールマガジンのような一方的なものは除いて、何らかの返信をするようにするのが一番ということなのです。
開封確認メールの仕組み
開封確認メールは技術的に難しいものではなく、メールのヘッダーに
Disposition-Notufication-To:表示名<メールアドレス>
という行があるだけです。
RFC3798 Message Disposition Notification
ftp://ftp.rfc-editor.org/in-notes/rfc3798.txt
に定義されていますので興味ある方はご覧ください。
開封確認メッセージ以外の開封確認方法
HTML形式のメールを送信して開封時のサーバーに対するレスポンスで開封を確認する方法、受信者がメール本文の指定された部分をクリックすることで、開封したと判断する方法がありますが、どちらもそのようなサービスを提供している会社と契約する必要があります。
そこで、お薦めなのが当社が提案している受信者が受信したメールをそのまま返信する方法です。
何も入力する必要もなく、ただ返信するだけでいいのです。
返信されたメールは、弊社のBitplusPROというソフトで受信すれば、どのアドレスから返信があったかが瞬時に確認できます。
受信者がWEBメールでも、携帯メールでも関係なくご利用いただけますので、緊急連絡などでも利用することができますし、BitMailPROで返事のない方にメールを再送することも簡単にできます。
BitplusPROのホームページ
http://www.newsbit.co.jp/software/bpp/index.html
BitMailPROのホームページ
http://www.newsbit.co.jp/software/bmp/index.html
この製品は、製品版を無料でお試しいただくことができます。
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プログラムのダウンロードページ
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