件名=キャッチコピー
メールマガジンやメールマーケティングでメールを送信する際、受信者に開封してもらうためには、件名(Subject)が非常に重要です。 何しろ、受信者の受信トレイは、大量のメールで溢れています。
その中から、必要なメールを選択して開封するわけです、受信トレイで見えているのは、ほとんどの場合「From」と「件名」です。
つまり、開封するか否かは、「From」と「件名」で判断しているのです。
いつもつまらない(興味を引かない)メールばかり送信していれば、「From」と「件名」を見ただけで開封されないまま削除されてしまいます。
反対に心待ちにしてもらえるようなメールであればすぐに開封してもらえるでしょう。
また、開封率を上げるためには、件名にインパクトが必要です。
多くの方は、自分にとって必要なメールかどうかを一瞬で判断しています。
その一瞬に必要なメールだと感じさせるためには、件名が非常に重要で、件名はまさにキャッチコピーなのです。
キャッチコピーが、商品やサービスの売れ行きに大きく影響するように、メールの件名は開封率に直結するのです。
つまり、わかりやすく興味を持ってもらえる件名、受信トレイでひときわ輝く件名がメールを開封してもらうための必須条件なのです。
しかし、ここで注意しなければならないのは、やりすぎてしまって迷惑メール(スパムメール)と判断されないようにしなければならないことです。
「マジックワード」とか「パワー・ワード」といわれる開封率が上がるという文字列もありますが、スパムメールと判断される可能性もあるので使用には注意が必要です。
また、一般的にそのメールが、不特定多数に送られたものなのか、それとも自分のために送られたメールなのかを件名で判断しています。
自分宛に送られたメールであれば通常は、開封するはずです。
つまり、自分宛に送られたメールで興味をひく内容であることを想像させる件名であれば開封率が高くなるわけです。
たとえば、「○○様、・・・・」というように件名に受信者の名前を入れて送るという方法もあります。
件名をなんとなくつけるのではなく、キャッチコピーを考えるのと同じぐらい真剣に十分検討し、実際に送る前に自分宛にテスト送信し、受信トレイで意図したとおりかを確認した上で本送信することが大切です。