メールの形式

メールの形式を考えなくても送信することはできますが、メールにはいくつかの形式があるということは、一応理解しておく必要があります。


主なメールの形式とヘッダーの内容

  • テキスト形式

    Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp

  • HTML形式

    Content-Type: text/html; charset=iso-2022-jp
    または
    Content-Type: multipart/alternative;
          boundary="***********************************"

  • リッチテキスト形式

    Content-Type: multipart/mixed;
          boundary="***********************************"

Outlookなどで指定できるメールの形式は、上記3つですが、テキスト形式が基本だと考えておくといいでしょう。

テキスト形式で受信できない人はいないはずですし、ウイルスの心配もありません。
OutlookやOutlook Expressを使っている人は一度確認してみる必要があります。何も設定を変更しない場合、初期設定がHTML形式になっているためです。

HTML形式は、ホームページのように画像を使ったり文字を設定したりできますので、見た目の良いメールとなりますが、セキュリティの面での安全性が低くなりますので注意が必要です。特に、HTML形式のメールは受信したメールをプレビューしただけでウイルスに感染するようなものがあるので嫌われており、受信を拒否している人も少なくありません。
リッチテキスト形式は、マイクロソフト社独特の形式で普通は使わないと理解しておけばいいでしょう。

OutlookやOutlook ExpressでHTML形式とした場合、単純なHTML形式ではなくテキスト形式とHTML形式の両方どちらでもメーラーによって表示する形式となります。


添付ファイルについて

次に、添付ファイルについてです。
基本はファイルを添付したメールを勝手に送らないことでしょう。
添付ファイルは、不用意に開いたりするとウィルスに感染する危険性があるため、いきなり添付ファイルが付いたメールが届くとどうしても警戒してしまいます。
できるだけ、添付しないか添付するときは事前に連絡しておく必要があるでしょう。

さらに、添付する場合、たとえファイルサイズが小さくても***.exeや***.xlsや***.mdbなどアプリケーションのファイルをそのままでは添付しないことです。
***.lzhや***.zipなどの形式に圧縮するか文章などはpdf形式など適切な形式にしてから添付することです。
なぜなら、サイズが大きいだけならまだしも、メーラーのセキュリティの関係で削除されてしまったり、開くことができなかったりするからです。


やはり、メールはテキスト形式でファイルは添付しないというのが基本だということです。


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